7.全国の経営者と交流したい
1957年に東京で設立された中小企業家同友会は、翌58年に大阪、62年に愛知、63年には福岡、そして65年には神奈川と自主的ながらも次々に生まれていきました。
そのような中、1959年に日本同友会(現東京同友会)と関西同友会(現大阪同友会)による代表が箱根に集い、共同声明「中小企業運動の新しい発展のために」を作成、それぞれの地で同時に発表されました。
1961年からは全国代表者会議と名前を変え、以後毎年開催されてきた代表者会議ですが、1966年に別府で開催された代表者会議では、福岡より全国組織創立に関する提案がなされ、全国組織創立に向けて具体化への第一歩がはじまりました。
そして1969年11月に全国組織として、中小企業家同友会全国協議会(以下、中同協)が設立、各地同友会の力を合わせ中小企業家の政治的経済的要求の実現を期する、企業の自主的近代化と強じんな経営体質の確立のため経営者の自覚と姿勢を正していく、中小企業の地位向上と安定をはかり日本経済の平和的発展と繁栄に寄与する、他の中小企業団体と提携して広く中小企業家の団結をはかる、などの目的に向けて全国的に動き出すことになりました。
翌年には中同協主催で中小企業問題全国研修会(現、中小企業問題全国研究集会)が開催されるなど全国の中小企業家の経験が交流される場も提供されるようになり、現在では、総会、中小企業問題全国研究集会、青年経営者全国交流会、テーマ別問題研究会・交流会などの全国行事が、活発に開催されています。
現在、中同協では以下の全国行事を開催しています。
・定時総会
・中小企業問題全国研究集会
・青年経営者全国交流会
・共同求人・社員教育活動全国交流会
・人を生かす経営全国交流会
・経営労働問題全国交流会
・障害者問題全国交流会
・女性経営者全国交流会
・中同協役員研修会
・組織強化・会員増強全国交流会