同友すばる委員会
目的・存在意義など
同友すばる委員会は平成24(2012)年に誕生しました。活動内容は、事業承継塾の開催と交流部会の活動があります。
事業承継塾の目的としては、事業承継を極力円滑に行われるようにすること。事業承継には人材育成、株式、不動産の相続と相続税、M&A、等々の広い関連分野からの視点を養えば対策を考えることができ、どのような問題が発生するのかも予測できて慌てることもありません。
私たちはいままでの経験から、事業承継はできるだけ早くから関心を持つことが承継時のトラブルを少なくすると思っています。
以上の観点から事業承継塾を原則年7回土曜日の午後2時より開催しています。
こんな経営者におススメ
- 事業承継を考えている経営者
- 事業承継を受ける可能性のある方
- 身内に事業承継予定者がいる方
- 事業承継に関心のある方
委員会に参加するメリット
- 事業承継をされた方の体験報告から学べます
- 承継塾での質問で相談することができます
- 弁護士及び承継に関わる専門家から事業承継に関わる事項を学べます
具体的な活動・開催日程など
事業承継塾は基本的に土曜日の昼に開催されます。
その他・特記事項など
年二回程度開催する交流部会では地区、支部をこえ、会員間の親睦を図るため「町歩き」や「交流懇親会」を行っています。
事業承継についての詳しい内容は[ 経営の悩みと7つの解決策 (4.社員・後継者が育たない) ]をご覧ください。
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同友すばる委員会 事業承継塾の紹介
事業承継塾長 中村 高明
2009年日本政策金融公庫の調査によると、後継者が決まっていない企業の割合は、60才代の経営者で4割、70才以上で3割にのぼり、さらに事業を続けたかったのに後継者が見つからず廃業せざるを得ない企業を含めて廃業率が開業率を上回り、中小企業、自営業の数が著しく減っていきます。
雇用の受け皿が失われ、固有の事業基盤やノウハウが失われるのは、日本経済の大きな損失になっていくことが明らかになりました。
そこで、同友すばる委員会の中に経営指針の成文化はもちろんのこと事業承継に早めに取り組むことにより会員企業の存続を図ることを目的とする「事業承継塾」を設けることを理事会に提案し認められました。
2012年6月より「事業承継計画表の作成」、「事業承継の税制」、「事業承継時のトラブル」、「事業承継時の保険の活用」等6講座を設け、2022年3月まで延べ1997名の方々が受講されました。
事業承継は、社員のかけがえのない人生を預かっている経営者の最も重要な仕事です。 必ず、すべての講座を受講されることを勧めます。
「参加して良かった」
何をすれば良いのか明確になった
事業承継塾に参加する事になったのは、後継者への事業承継をいかにスムーズに行うか悩んでいた時でした。
相続税や所得税など「事業承継時の税制」、「事業承継時の保険の活用」、「事業承継時のトラブル」など、事業承継の時に必ず知っておかなければならない沢山の事を学びました。
承継する者・後継者と社員の問題を含めて、じっくりと期間をかけて準備する事が大切だと学びました。誰に相談して良いか判らず一人で悩みがちでしたが承継塾では、お互いに承継時の課題を共有できました。
交流会は年に2回開催されていて、町歩きや他地区との交流会があります。町歩きは、交流部会長の案内で福岡の知っているようで知らない所を皆さんと楽しく散策し、町歩き後の懇親会では、和気あいあいと楽しいひと時を過ごしています。他地区との交流会はコロナで2年ほど開催していませんが、役員の皆さんと楽しく交流しています。
(有)タイセイ 笠置 重子(博多支部)
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