金融アセスメント法制定運動

1997年の金融危機から始まった金融機関の貸し渋り、貸しはがしの動きに対応して、2000年第32回定時総会(兵庫)で法制化を提起。金融アセスメント法とは、担保主義や連帯保証など金融機関と借り手側の取引慣行の歪みを是正し、中小企業と地域金融機関の共存共栄をはかるため、地域や中小企業へ円滑に資金供給する金融機関の努力の度合いを評価・公開し、金融機関の選択を利用者の判断にゆだねる仕組みを法制化しよういうもの。2003年全国署名運動で集まった100万名署名の国会請願、地方議会での国への意見書採択にも取り組み、2007年3月には1009議会での採択に到達。まだ法制化には至りませんが、リレーションシップバンキングの形で金融行政を変更することができ、その後第三者保証の廃止や条件がそろえば経営者保証も求めない制度などにつながるとともに、中小企業憲章制定運動へと発展していきました。

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