もうけて笑いが止まらない! 『儲かる会社の仕組み作り講座』(基本コース)
[日時] 2015年5月19日(火) 14:00~16:30
[場所] 光ビル 2階D号室 (福岡市中央区天神4-9-12)
今回は、「管理会計・事業運営・人事システムの現状と課題」という研究テーマで参加企業の実際の事例研究を交えながら、ミニレクチャーと討論を行いました。
システムは「仕組み」のこととして議論しました。自社のビジネスモデルを再確認し、儲けるからくりになっているのか、生存できる位置に事業ドメインを置いているかの確認を目標に討論がすすめられます。
この日の参加者は全員で5名です。今回は他支部からの研究熱心な会員さんの参加もありました。寺子屋式の討論スタイルを取っているのでみんなが話し合えるよう5,6名の参加を想定して開催されています。
管理会計について・・・事象に対する指標であり、最適なKFS(重要成功要因)、KPI(重要業績評価指標)を見つけて会社全体でそれを追いかけることが業績向上に役立ちます。
討論では、次のように、いろいろな発言が飛び交いました。
「事務スタッフの生産性について」、「守りのKPI、攻めのKPI」「会社運営は「人」で回すのではなく、「仕組み」で回せるようにならないといけない。」「売れるけど手間が増えるなら利益は望めない」・・・
事業運営システムの討論では、人に絡むことなので、多くの意見が出ました。
「サブリーダー達がよくやってくれるので、私は少し余裕がある・・・」
「社長は仕組みがうまく回っているか確認するのが仕事」
「システムはうまく出来ている。しかし、マーケット、利益性がうまくいかない・・・」
「経理公開している会社は強い。」「あらかじめルールが必要(利益分配など)」
「会社は社長のものである→不幸・伸びない。会社は社長のものではない→・・・」
「最終的に社員とのコミュニケーションが大事。これを続けて行かなければならない。社員と共にやていく。きれい事だが大切にしていきたい。」
「(透明性・公開について深く議論)ITの時代になって、逆にトップと社員との隔たりが大きくなっている見せた方がうまくいっている。(社員同士がITを利用して情報共有していて、社長だけ共有していないから)」
「なんとしても今期は黒字にしていこうという意志の統一につながった。」
人事システム・・・人事というテーマに絞って討議がされました。様々な意見がでました。
「社長の気持ちがブレているときに雇った社員はうまくいかない。(採用時に社長の方針を伝えられないからでしょうか)」
「社長の理念を持って人事をする。それに基づいた経営システムにする。」
「どういう仕事を社員にさせるのか→この違いによって社員は勝手に成長するし、がんばるようになる。」
「社員を育てるということは、責任を与えること」
「自分で課題を見つけるような環境作りで、人の成長が、企業の成長につながる」
「仕事の中に含まれるシステムで人を育てていく。やりがいを感じられること」
「自分の子供をこの会社に入れたいと思った。社員が自分の利益(ここでは将来が見えるという利益)につながる。だから、社長は先のことを教えることが大事だ。社長は自分の我欲で考えていてはだめだ。」
「社員自身が目標を持って、どれだけそれに向かって行けたか・・・これが評価として有効」
(報告者:岡本健一)
開催風景の写真撮影を忘れていたため、開催終了後に残ったメンバーで記念撮影しました。
(儲かって食欲がとまらない!)
≪次回の学びプロジェクト≫
[件名] もうけて笑いが止まらない! 『お金持ち会社の作り方』講座
[報告] 足立 知弘
[内容]「会社に赤字が出ていて、お金がない」、「黒字だけど、資金繰りがキツイ」といった会社さん向けに、どうすれば資金問題を解決の糸口を見つけ、お金持ち会社を作れるのかといった話を、中心にします。奮ってご参加下さい。
[日時] 2015年6月16日(火) 14:00~16:30
[場所] 光ビル 2階D号室 福岡市中央区天神4-9-12
次回6月16日のedoyuリンク先はこちらから
http://e.doyu.jp/fukuoka/7days/schedule/SDL_detail.cfm?vs=12&hst=&APCDX=97&u_cd=82185&counter=452411