~厳しくも温かい同友会、その学びと実践~
今回報告して下さった佐藤さんの会社はもともとお父様が経営されていました。
ですが、お父様の突然の病気により渡された社長という“バトン”。
社長交代から数年後、以前から板橋さんに誘われていた同友会に入会されたそうです。
そこでは「取引先一社依存経営」のリスクなど、経営者としての甘い考えを同友会先輩経営者から痛烈に指摘され、悔し涙を流した経験をし、本当になんとかしないといけない状況だったと赤裸々に報告されました。
最初は軽い気持ちで入会した佐藤さんでしたが、先輩経営者のアドバイスを素直に聞き、さらに実践をされました。
具体的には中央支部会員企業を訪問したり、そして自社に招いたり、更に同業他社へ訪問し、勉強させてもらったことを自社の経営に取り入れました。
これにより、鐘川社長(ベルテクネ㈱、西支部所属)という素晴らしい師に出会えたことで会社は良い方向へ。
このように同友会に入会後、様々なアドバイスを行動に移してきたことを報告されていましたが、アドバイスの中に「夫婦で協力していかないと!」というものがありました。
私が特に素晴らしいと感じたことは、奥様の献身的な支え、職場での協力だけでなく同友会入会という、まさに「共に学ぶ」をご夫婦で実践されていることは、本当に感動です。
私は大分より入会させていただいて既に十年が経過していますが、最近は年に数回の参加しかしておりません。
ただこの中央支部の各会員の心の優しさ、また経営者としての魅力溢れる方が数多くいて、本当にありがたいと思っています。
地元大分同友会にも所属していますが、第二の故郷福岡で、引き続き刺激をいただきながら学んでいこうと改めて思いました。
あとはよく言われる「学ぶだけでなく、実践すること」ですね。いつも身にしみて感じています。
記録(株式会社Be-project 片山 勇)