その経営課題、実は強みだった
~視点の変換と気づき~
有限会社ニッコーネット代表取締役
古川 淳一氏
古川さんは、お父様の会社にサラリーマンを辞めて入社。数年後、代表取締役に就任。
就任後、様々な経営課題に直面されました。
・下請け体質で利益が出ない
・大得意先の倒産
・設備の陳腐化 など
古川さんは、課題解決こそ経営変革のチャンスととらえました。
元請け体質に変え、大きな設備に頼らずアイデアで勝負できる新しい会社づくりをしました。
また、あすなろ塾で自社の存在価値を再度見直し、大手一社依存型ではなく
地域一体型のお役に立てる会社を目指し経営改革をされました。
世の中にはたくさんの困りごとが起こっています。
それに気づき解決することは、中小企業のビジネスチャンスになります。
またそれを自社のサービス・商品で解決するには、まずマーケティングが必要になります。
それにはまずターゲットを絞ること.
そしてその商品・サービスの特性がお客様にとってどんな価値を得るものかを
お客様目線で考える。
それによって売れる仕組みづくりや宣伝の仕方がわかり、時にはお客のニーズに応えた
新商品が生まれてくる等、自社での取り組みや実例を挙げてお話していただきました。
今回、グループ討論前に参加者全員が実践シートを記入してから討論していただきました。
改めて世の中困りごと、自社に商品・サービスに対してのターゲットを考えてみて、
新たなビジネスチャンスにつなげるきっかけになったのではないでしょうか。
多くの学びと気づきがあった例会でした。
記録 株式会社サンシステム 福田 かおり