令和２年新春講演会㏌筑紫会館

　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社霧島酒造代表取締役専務江夏拓三氏

１月17日に福岡同友会福岡地区会の主催で元気の出る新春講演会を開催しました。報告者はトロッとキリッとで有名な（株）霧島酒造の代表取締役専務の江夏拓三氏です。１９１６年創業、今年で１０４年目を迎えました。創業者の江夏吉助の時代から受け継がれる霧島酒造の歴史を語って頂き、ヒット商品の【黒霧島】の開発・ブランディング秘話を報告して頂きました。

今回の講演をお願いするきっかけは、私が霧島酒造の愛飲家の「ニュー霧島会」に所属していまして今回のご縁をいただきました。江夏専務も多忙の中、引き受けて頂き書面をお借りしてお礼申し上げます。

霧島酒造さんは品質こそ最大のサービスを信念に本格焼酎を生産し「地域に根ざし、地域とともに発展します」を経営方針に掲げ総合食品文化事業を目指して日々会社経営に邁進しています。『品質をときめきに』を不変のスローガンとして新しい価値と感動そして信頼を創造してお客様に提案し続けています。企業理念の『価値の創造、感動の創造、信頼の創造』を掲げ、経営方針として

●チャレンジ→夢を育てロマンを実現できるグローバル企業づくり

●クオリティー→くつろぎを生み出す高品質な企業づくり

●ハートフル→人と地球にやさしい心豊かな企業づくり

●ローカリティー→地域に根ざし、地域と共に発展する企業づくりを実践しています。

まさに我々同友会運動理念と共通点が多いのではないでしょうか。又、考動（考える）指針として

Vision:夢がなくては始まらない。
My company:会社の主役は『私』です。
Move:やり過ぎくらいがちょうどいい。
Originality:マネするだけじゃつまらない。
Enjoyment:楽しくなくては始まらない。

を社員と共に共有し実践しています。講演の中にも参考になるお話が沢山ありました。

一つ一つ心に刻んで会社経営の糧にして行こうと思いました。とても熱くエネルギッシュな報告で社員を大切にする姿勢、愛情の表現方法、ご先祖様を大事にするお話など大変参考になりました。禅の心、利他の心、悟りの心、エネルギーを、目まぐるしい時代の変化に対応していかなければならないと思います。今回の江夏氏の報告を拝聴し、気付きを沢山頂けたのではないかと思います。皆さんの会社も【元気経営】を実践していきましょう。

今年も会員の皆様の会社が今以上に元気会社になります様祈念して、【新春講演会】の報告と致します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　中央支部副支部長

　　　　　　　　　　　　　　　　　県総務財政室総務部長

　　　　　　　　　　　　　　　　（株）九州トラベルサービス・

代表取締役会長　東　和範