2023年7月20日(木)中央支部7月例会が開催されました。
だいふく法務事務所(博多駅前)の代表 木﨑正亮(司法書士)です。7月例会の座長を務めましたので、例会の感想を含め、報告いたします。
報告者 九州トラベルサービス(旅行業)東さん、韓国料理チョゴリ(飲食業)原本さん、コーディーネーター いちご会計事務所 足立さん から、質疑応答形式で、新型コロナ発生の前から現在、そして未来について報告いただきました。
拝聴し、第一に、報告中に「人」が多用されていたと感じました。同僚スタッフ、顧客、取引先、家族等の利害関係者との間に良好な関係を新型コロナ流行前から構築しており、その人間関係がコロナの流行後、両社の存続(報告者曰く、油断できない状況ではありますが)に大きく影響したのではないかと感じました。
第二に、(仮説ですが)両社とも、上記の人間関係を尊重する、すなわち利他(誰かが喜んでくれている)の精神が根底にあり、その精神が私利私欲を抑制した無駄遣いの少ない賢慮な経営に繋がり、結果として経営存続に必要なキャッシュ(あるいは内部留保、オーナー社長個人の蓄えを含む)をコツコツと蓄え、それがコロナの大波に堪える企業(体)を育てたのではないか、ここに正に同友会の精神が活きていたのではないか、そのように感じる報告でした。
最後に、この例会及び報告が、出席又はご覧いただいた皆様の一助になれば幸いです。
だいふく法務事務所(博多駅前)
代表 木﨑正亮(司法書士)