さて本年度を締めくくる3月例会は然総合管理株式会社の若菜さんのご報告でした。
若菜さんは前職での経験からマンション管理業を選ばれ、単身東京に上京しノウハウを身につけ一年後に福岡に戻り開業。
書店で見つけた一冊の本の通りにマンションの管理組合にDMを送ることから始まりました。
1棟2棟と受注を増やしていくうちに手がなく回らなくなり初めての雇用は、手伝ってくださいというところからスタートでした。
そこから業績は伸び、社員を即戦力として採用し業務を任せるようになります。
しかし・・・遊び始めてしま若菜さん。
することがないなんてあるはずないのに・・・当時を振り返る若菜さん。
社員は雇うけど辞めてしまう・・・
また同友会活動も、参加はするがみんなを巻き込んで何かをすろこともなっかった・・・
経営には理念がいると聞いていたのであすなろに行き理念を作りやる気になるも、社員が辞めていくを繰り返すそんな現状に嫌気がさしていました。
そんな時、女性社員から
「社長、怒るのやめてもらえませんか?社員が辞めていくと私も落ち着いて働けません」
意を決した女性社員の言葉に初めは理解が出来なかったそうです。
濱田さん体制の時濱田さんに例会だけじゃなく他にも参加してみては?と根気よく誘ってもらっていたけど、学びたいことだけ学んだ気になっていた自分。
清家さん体制の時、朝礼やルーティーンを大事にされていることを学んだ事。
北原さん体制の時、みんなを巻き込んだブロック会を始めたこと。
そして、経営指針セミナーでは目からウロコが何枚もこぼれ落ちた経験をされ、沢山の気づきをされました。
よく経営と同友会は両輪と言われるます。
自分が社員のサインを見逃していた、やっと「怒らないでください」の意味が理解できた若菜さん。
それからは社員で理念を作り、自分たちで作ることによってやりがいや、意欲を持って仕事に取り組める体制に変わって行きました。これからは人材育成のために初めての融資を受けられるとか。
若菜さんの新たな取り組みが始まっています。
理念を持つことで、会社の方向が決まり自分は何のためにこの仕事を選び働いているのか?と自分に向き合う時間を社内で共有することが、会社の結束力につながるのだと感じました。
任せることは信じること。
理念は想いを頭の中に浮かべるだけでなく紙に書いてみよう。
そして発表してみよう!
やるしかなくなるから!
その後は懇親会で美味しいお酒を飲み、それぞれの課題を胸に年度末の締めくくりました!
報告してくださいました若菜さん、ご参加くださいました皆様本当にありがとうございました。