今回は一級建築士事務所 ののデザイン 渡邊美恵さんに報告して頂きました。
渡邊さんは大学卒業後関西でイタリアンレストランやカフェ、ブランドブティック等
の店舗設計をされていました。
その後飲食店運営会社のイタリア駐在、ミラノ駐在を経てイタリアンの店舗内装会社へのオーダー業務など日本での新店舗出店業務に携わられ、地元福岡に戻り工務店で広報、企画、販促、リノベーション設計業務を経験され独立されました。
一見エリートコースのようですが今にいたるまでに働き過ぎて体を壊したり、男社会の職場の中で差別偏見にあったり多くの苦労がありました。そして東日本大震災。この災害を機にいろんなことを考え気づかれたそうです。
そこから『まちに森をつくろう』をテーマに地域材を使い同時に省エネルギーに配慮した心地良い空間設計を手掛けていくことが始まりました。
２泊３日の経営指針作成セミナーに参加されてこれから目指すものがはっきりしてきたという渡邊さん。
今回は「問題解決型ブロック例会」として渡邊さんから是非皆様からアドバイスをいただけたらということは次のことでした。 「個人事業で日々の業務に追われる中、次の段階に進み、社員を雇用して組織化するために、発想や仕組み、行動など大きな転換が必要だと感じています。」 諸先輩からのアドバイスを素直に聞かれている渡邊さんに人を癒す人柄を感じ、きっと心地よい空間を提案してくださる方だと確信いたしました。
