”ZEN力”ブロック9月のブロック例会は、有限会社ケーキハウスアンの代表取締役、松永健一さんにご報告いただきました。 松永さんは、数社の洋菓子店で修業された後、香椎参道にて独立されます。 独立にあたっては、店舗のオーナーに無利息・無金利での借り入れを申し込むという思い切った行動をされます。その情熱がオーナーさんを動かし、信用金庫をご紹介していただき、手紙攻勢の末に融資を勝ち取られます。 店舗オープン後は絶好調で、シュークリームを一日で3,000個売上げる等、ほとんど寝れない日々を過ごしたそうです。店舗も順調に5店舗まで増やされましたが、そこで人の問題に直面します。奥様の反対を押し切り、数百万円もする能力開発プログラムを導入し、人材育成に力を入れます。それ以降、接遇の研修を毎週受講するようになり、今では組織づくりの講師によるコンサルを毎週受講されています。その結果、社員が成長し幹部社員が辞めてもびくともしない組織作りができているとのことです。社員自ら経費削減コンテストの提案をしてきたエピソードなどは、社員が経営に参画されて会社のことを真剣に考えていることの証明でしょう。 「24時間社員の給与をいかに上げてやるかを考えることが経営者の仕事」と仰られる松永さんの社員に対する思いや人材育成に懸ける情熱が伝わったと共に、例会途中にシュークリームを差し入れしていただき「幸せいっパイ」のブロック例会となりました。懇親会には、幹部社員も参加していただき、また誕生日を迎えたばかりの渡邊さんへの森ブロック長からのサプライズバースデイケーキのプレゼントもあり、とても盛り上がりました。