コッコブロック1月例会は、我らがブロックの相談役 有限会社コスモライフの渡木繁さんにご報告いただきました。
テーマは「自分の夢を社員の手を通して伝え実践する!」
大学卒業後、大手大型自動車販売会社に就職、その後独立し、外資系保険の代理店として創業。法人会市場を中心として営業活動を行い、営業エリアも福岡市から九州エリア内にまで拡大。個人代理店の勉強会の幹事長として全国レベルで研修会を行い、自身も九州ブロック個人部門年間業績トップとなる。その後も順調に業績を伸ばし続け、1996年の保険自由化の中で更なる業績拡大を目指し社員の積極的採用を行うもなかなか定着せず、もう人を採用するのをやめようとまで思っていた頃に同友会と出会う。
入会後に受けた末政塾では「会社の存在理由は何か!」を突き詰めて考え、経営指針書を作成、その後も縁あって富山同友会の「経営指針を作る会」にも参加、そこで学んだことは…・経営者である前に一人の人間としての在り方が大切・社員とは常に対等であるべき、決して「使う」のではないということ。
そして2008年には福友支部支部長に任命。大役を引き受けるか否か…悩みに悩んでいた渡木氏を後押ししたのは社員さんからの一言。「社長の代わりはできないかもしれないけれど、私たちが一生懸命頑張りますから支部長になられてください!」役を引き受ける時に必要なことは、「権限委譲」と「時間の使い方」とのこと。同友会と仕事を両立することで組織運営の学びも深まるし、得られることはたくさんありますと笑顔で締めくくられました。経営体験報告だけでなく、改めて「同友会とはなんぞや」の教えもあり大変学び多き時間となりました。