企業変革塾、最終講を迎えました。テーマは、企業変革支援プログラム 「Ⅴ-① 製品やサービスの企画・設計」について、測量資材の製造販売の株式会社カクマル 曽根田 馨さんに講話をいただきました。
曽根田さんは18歳の時に自転車競技選手を断念し、先代の創業された角丸産業(住宅用電線引き込み用タル木・電信柱用ネカ丸販売)に入社。平成4年に社名を株式会社カクマルと改め代表に就任。現在は測量資材の製造販売をはじめ自社ブランド製品の開発・販売を手がけていらっしゃいます。
経営の目的は「顧客の創造」であり、世の中に取り残されていないかを常に学び「今を知ること」。市場は社会環境で変わってきます。市場のニーズをつかむために市場調査をどれだけ行っているかを認識する。そして、自社の商品が顧客に好かれているか、求められているのかを自己満足にならないように心の耳で聴いて、そして深堀をしていくこと。その際には、商品を形にして(粘土で作って見せたり、3DCADで作成したり)見せることをされたそうです。なので経営者の営業時間は24時間、365日。心の中にその思い(念)が深く入り込み、寝ても覚めても考え続けることで、ある時に解決できる。それを自社の製品を事例にお話しいただきました。
常日頃から社員さんとコミュニケーションをとり、夢を語り合うことができるようにまでなること。夢でご飯は食べられないが、夢がないと生きていけない。
みんなで共有する未来があるからこそ、社員さんも頑張ってくださるのだと思います。
その伝える努力は経営者の務めであり、やる気があれば「やり方」「やり場」は出てくるものだという言葉が深く心に残りました。
企業変革塾では報告の後に、ステップ2の対応項目を書き込むことで自社をふりかり、グループディスカッションで確認していきます。時間内で書き終わらない項目もありますが、記入することで何かが整理されていくようです。
そして、来月に向けての行動や考え方を確認して次に生かしていきます。
懇親会はいつものように同じ場所にてケイタリングで行いました。