コッコブロック9月の例会はアイドットデザインの越水大輔さんを訪問し、ご報告いただきました。
同社は、ホームページ制作を中心にWebマーケティングの企画や検索上位への最適化を行ったサイト構築と、ブログ更新システムのカスタマイズを強みに事業を展開しておられる会社です。
代表の越水氏は、時代の流れや情勢の変化に柔軟で、その流れにご自身もスピード感を重視しアグレッシブな一面と、繋いでもらったご縁や支えてくださる奥様への感謝を忘れない温かみのある謙虚さを持ち合わせた方です。
様々な人生の転機をチャンスに変え、自己を見つめ直し、現在の事業展開へと発展しておられます。
ご出身は神奈川県川崎市。野村証券に就職し営業力を身につけた後、企業を意識しながらも方向性を見失っていたときに、子供時代にまで遡って自分がやりたい事業を模索されました。
そうして一番純粋に求めたものがWeb業界でアイデアを形にすることだったそうです。
まったくの素人だったにも関わらず、貪欲に技術を身につけ、人脈を広げられていきました。
奥様の内助の功もあり、開業前に製作費17万円で温泉旅館のホームページを作成されました。とてもフットワークが軽いです。
関東で東日本大震災を経験したこともその後大きく影響し、関東を離れ、奥様の実家でもある九州福岡に拠点を移しアイドットデザインを開業されました。
越水氏曰く、「福岡はチャンスがめちゃくちゃ転がっている!!」
ITコミュニティの活動がさかんな福岡で勉強会に積極的に参加し、福岡ならではの密度の濃い人脈をつくっていかれたそうです。
そのような活動の中、一人でやれることの限界を感じ人材の育成をしながら、制作、情報発信のサイクルを早めるという課題に。
自分のやりたい考えやビジョンをいかに共有するかが難しいと感じられます。
そして、同友会との出会いがあり、経営者の方々の熱意に圧倒されながらもご自身も地に足のついた経営を学びたい思いが固まり、今年5月に入会されました。
早速7月のあすなろ塾、経営指針作成セミナーにも参加され、学びを深めておられます。
事業の未来と将来について没頭できる3日間、やるべきことやらないことがクリアとなったとのことです。
懇親会は、六本松のぴかいちで盛況の後に終わりました。