糸島支部11月例会

2024年11月20日(水)18:30から、福岡市立西市民センター 第一会議室において11月例会を実施しました。

「経営指針書を活用した組織づくり」をテーマに、株式会社まちのえきの草野社長の体験報告となります。

人材確保が困難となっている昨今、変化に強い組織づくりが求められています。会社内の組織運営が安定すれば、事業の拡大や新規事業の開拓等、業績面での会社の成長も見込めます。社員が働き続けたいと思うような会社とはどのような会社か、会社が成長するような組織運営の在り方を学びました。

草野社長が大切にしていること、それは経営指針書の作成と全社一丸の実践です。

同友会に入会し、経営指針書を作成し社員に発表してみたものの、社員からは「なにそれ美味しいの?」という薄い反応しか得られなかった経験から、指針書を社員みんなで作ることをはじめました。

目標は上から降りてくるもの。そう捉える社員はどうしても「言われ・やらされ感」が拭いきれません。その結果、何のために働いているのか、自分がどうなりたいのか見失っている。

そう感じた草野社長は、会社にとって、大事なものは理念の達成であり、そのためどうするかを全員で話し合い、目標を決めていきました。

すると、 今までの業務範囲の枠を打ち破って新たな取り組みを始める社員がひとり、またひとりと現れ始めたことに草野社長は勇気をもらい、思い切った権限委譲を推進。ついには自走する組織として会社が変わります。

新規事業である学習塾をオープンできたのも、社員の存在があればこそと、社員を誇りに思う草野社長の姿は眩しいものでした。

2024年11月28日

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