2020年2月19日(火)に直方市の中央公民館にて
のおがた支部の2月例会が執り行われました。
メンバー26名が参加して、(株)インテリアなわて 代表取締役
縄手昭憲氏の発表を拝聴しました。
スライドを使い事業内容を説明する 縄手取締役。
高校卒業後に宮大工になるために 山口県へ行かれました。
福岡には戻ることを考えてなかった縄手氏ですが、お母様の死去に伴い
先代のお父様から戻って来て欲しいとお願いされたそうです。
しかし、当時はお父様と仕事のことについての考え方の違いなどもあり
悩んだ時期もありました。
職人気質のお父様には何も教えてもらわず、「自分のやりたいようにやれ!」
とだけ言われ、がむしゃらに働いてこられました。
新規の受注を取りたいために、個人宅へ突撃営業をかけてみましたが、
「出てこないでくれ!!留守でいてくれ!!」と思いながらの営業は自分には合わないと思いすぐに辞められたそうです。
試行錯誤する中、大手の病院からの大型注文が入り、従業員総出で、休むこともなく納期に間に合わせたことにより信頼を勝ち取りその後の仕事にもつながったりし、現在は病院など、施設のカーテンが売上の多くを占めてます。
グループ討論では
「衰退する産業の中で、安定した事業運営を行うには??」というテーマで
4つのグループに分かれて討論を行いました。
製造業3名、小売業1名の第2グループ。
「カーテンのハギレなどを使って縫い物教室などをするのはどうか!!」など
活発な意見交換がなされました。
第一グループも熱いトークが繰り広げられております。
第3 第4グループ。
女性目線の提案として、「好きな人ができたらカーテンを変えたい。好きな人と別れたら生活を変えたい。というのが女性です。」カーテンのレンタルがあったら嬉しいです。や カーテンのクリーニングは女性ではなかなかできないのでそんなサービスがあったら嬉しいです。などの意見が出て、男性には無い発想を聞くことができ非常に勉強になりました。
報告者の縄手さんも質問に全て答えようとしっかり質問表を読み込んでます。
室長、座長も一緒になって考えます。
最後に 縄手さんが厳しい業界ではありますが、今後もしっかりと頑張ってまいります。と挨拶をされました。
座長も言いましたが、同友会は聞く側も勉強になるが、一番勉強になるのは
発表者です。これからも頑張っていきましょう。という挨拶で例会を締められ
懇親会会場へ。
写真は撮り忘れましたが、いつものように懇親会会場も例会の続きのような
熱気のある場所となってました。
記事作成者:
株式会社 コクラヤ時計店
代表取締役 赤坂 一成