7月16日、(一社)福岡県中小企業家同友会のおがた支部7月例会が開催されました。
福岡県では緊急事態宣言は解除されていますが、
状況を考慮して対面とZOOMのハイブリッドでの開催となりました。
開催場所は会員企業の「エクセレントガーデン迎賓館」で
ソーシャルディスタンスに配慮された会場をセッティングしていただきました。
本例会の報告者は(有)クリエイトホーム代表取締役の中山将太氏で、
「常識を疑い、チャンスをつかめ!!」と題した経営体験です。
1980年に公共土木工事主体の事業からスタートしたNAKAYAMAグループ。
新築・リフォームへとシフトしていき、さらに調剤薬局や住宅型老人ホームへと事業を展開していきます。
そして2019年に(有)クリエイトホーム代表取締役に就任された中山将太氏。
移動式ユニットハウスを活用した「NICE CUBE(ナイスキューブ)」、
令和時代の直方に屋台を復活させた「屋台 三馬鹿」など
先代からの想いを受け継ぎながらも、独自の視点と感性で事業展開を進める中山氏に企業展開における重要な視点について語っていただきました。
バイタリティ溢れる中山氏ですが、
取引先から「もう帰れ!」と怒号を浴びせられたことや
先代から自身の失敗について社員の前で強く指摘されたこともあったそうです。
しかし、そんな中にこそチャンスを見出し、そして即行動に移す中山氏。
その柔軟な発想と迅速な行動こそが企業展開においても重要な視点であると感じました。
グループ討論では
「コロナ禍でどのような影響を受けていますか?
また、どのように解決しますか?新規展開はしていますか?」
というテーマで6つのグループに分かれて討論を行いました。
ZOOMグループも対面と同様の熱気で議論を進めることができました。
グループ討論後の質疑応答で、中山氏がご自身の行動指針として
「選択肢があれば損得ではなく後悔しない方を選ぶ」
「楽しんでやる」
等を挙げられておられました。
大変学びの多い例会で有意義な時間を過ごさせていただきました。
記事作成者:
キューブリック株式会社
代表取締役 香山昌宏