令和4年3月11日(金)、直方エクセレントガーデンにて、中小企業家同友会のおがた支部3月例会が行われました。
テーマは社員、子どもたちと共に育ち・支え合い・成長する
~わんぱく起業家の『これが私の生きる道』~と題して
のおがた支部の社会福祉法人わんぱく福祉会 理事長 射場小百合氏を迎えての体験報告。
今回は対面とZOOMでのハイブリッド開催で会場参加31名・ZOOM参加25名・合計56名と盛大な例会となり、開始直後には東北地方太平洋沖地震から11年目ということで黙とうを行い本例会が始まりました。
例会開始直後には、保育士の射場氏らしくまた保育士がどのような仕事を行っているのか知ってもらうために『どんぐりころころ』を身振り手振り歌い、会場参加の方たちの心を早速つかむ射場氏が印象に残ました。
会場参加型の『どんぐりころころ』の風景
報告内容は自身の生い立ちから始まりどのような事がきっかけでわんぱくハウスを立ち上げるようになったのか、また保育士としての現場の立場から同友会との出会いや経営者としての歩みを苦難続きの時もありながらもそこからどのようにして這い上がってきたのか、時には笑い話も交え報告をする姿は元気そのもので射場氏らしさを存分に発揮した例会報告であったと思います。
グループ討論テーマでは「自分のモチベーションをどのようにして上げていますか?」
という内容のもと意見交換が行われ参加者の中からは【人のために】【家族や社員の為に】
【次の世代の為に】という意見が多く『働く』という原点を改めて振り返るよい機会となったのでないかと感じました。
射場氏においても苦難続きであったときに子どもたちの優しさや抱きしめられた時の温かさがあったからこそ乗り越えることができたと報告があり、子どもたちの為に日々邁進しているから射場氏の現在の姿があるのだと改めて思いました。
終わりに
まだまだ射場氏の挑戦は続き今年5月には就労支援施設『おおぞらハウス』がオープンするとの事です。質問などを受ける際に“子どもが元気の源”と話していた射場氏はどんな事があっても前に進む元気を本例会の参加者全員がもらえたのではないでしょうか?
記事作成者
有限会社明治屋食料品店 桒野修一