令和4年9月21日 18時30分より飯塚支部9月例会がパドドゥ・ル・コトブキで開催されました。 今回の報告者は(株)ブンカ巧芸社 専務取締役 峯元 秀爾 氏。 当ブロックでは今期、「労使見解を学ぶ」例会を通年を通して企画しており、 今回は「5.労使における新しい問題」を学ぶことをテーマに、「やりがい」が持てる職場づくりについて峯元氏に報告いただきました。 峯元さんが代表である兄と共にこれまで社内で取り組んできた事例について、 時系列や具体的な資料、現場での写真も交えて紹介がなされました。 特に委員会活動については社員の自主的による活動に成功しており、 そのことが仕事へのやりがいにも繋がっていると峯元さんは振り返られておられました。 また、社員同士や社員対経営者との連絡報告に、様々なICTツールを活用していることも特徴で、 転記作業の削減などによる事務効率化はもちろん、 ICTで疎かになりがちなコミュニケーション不足も多彩なツールの活用でカバーするなどICTの取り組みにも参加者の注目が集まりました。 また、経営指針の共有を行う全体会議も毎年行っており、このこともやりがいに繋がっており、 「働きやすさ×やりがい=働きがい」という峯元さんが大事にしている言葉とともに報告はまとめられました。" グループ討論は「社員にとってやりがいのある職場とは何だと思いますか?」をテーマに行われました。 「社員との関係性」という目の前にある身近なテーマであることからか、各グループでは活発に議論が行われ、特に「やりがい」と「給与等の待遇」のバランスに悩みを抱えている経営者が多い印象でした。 「社員にやりがいを持たせられているだろうか」と改めて自問するきっかけになった方も少なからずいらっしゃったようで、「自社に持ち帰って考えてみたい」というグループ報告も多く聞かれました。 記事作成 合資会社ふれあい 吉田翔平