【報告者】
コーディネーター:鳥越一郎氏(鳥越建設㈱)
パネラー:小野賢太郎氏(㈱東洋硬化)・中島一嘉氏(㈱アズマ)・郡隆文氏(シグマコンポーネント㈱)・倉八貴裕氏(㈱魚義)
【題目】
「パネルディスカッション 新型コロナウイルスに対する影響と対策」
【概要】
2019年に感染者が報告されてからわずか数ヶ月でパンデミックといわれる世界的流行となった新型コロナウイルス。今回の例会では各業界においてどのような影響を受けて、現在どのような対策や業態変更を行っているかをご報告いただき業界の「コロナ前→コロナ禍→現在」を残し、今後また訪れるかもしれないパンデミックのような事象の際、どのような対策を講じたかを参加者皆さんで情報共有しました。報告期間を下記にて区切りました。
①2020年1月国内初の感染者確認~マスクが出回り出し、1回目の緊急事態宣言が終わる2020年6月ごろ
②2020年7月~行動制限がなくなる前2022年4月ごろ
③オミクロン株に置き代わった2022年7月ごろ~今後
報告内容は
1.資金繰り対策
2.業績回復のための対策
3.業界全体の状況(その中での自社の立ち位置)
について各社の行った対策をお話しいただきました。
まず、新型コロナウイルスの経過を振り返りながら、①の期間では共通してよく分からず心配しながらも資金繰りの対策を行っておられた方々がほとんどでした。どこにも行かない来させない事、手洗いうがいの徹底などがなされていました。②では具体的な対策を始められ借り入れの決断、サプライチェーンの見直し、在庫管理、補助金協力金の申請、などがあげられました。③ではWithコロナとなり始め少しづつ従来の営業を開始、新しい取り組みの再開や開拓、働き方の見直し、福利厚生の充実、DX化、人員増員への対策、など明るい未来へ向けての行動が行われているということでした。 今回の発表の皆さんには苦しい時期や今現在も抱えている課題を包み隠さずお話しいただき大変感謝しております。なかなか収束しないままの今現在ですが、明るい未来へ向けて、下を向かず果敢にチャレンジし自社がこの世界で生き残る術を物凄く考えさせられた例会だったと思います。何より報告者の皆さんの熱意が、報告後、参加者の皆様の熱意に着火した例会だったと思います。