2018年12月7日(金)13時~8日12時(土)に長崎シティーホテル アネックス3にて事務局研修交流会が開催され、
福岡同友会からは正規事務局員全員が参加しました。
この研修は2年に1度開催され、九州・沖縄ブロックのほぼすべての事務局員が集まります。
研修の目的は、以下の内容です。
1、同友会運動における事務局員の役割を相互に確認する
2、事務局員としての誇り、働きがいを育む
3、ブロック内の事務局員の交流と連帯をはかる
今回は2日間の研修で、九州各県の事務局員の経験と智恵を持ちより、同友会事務局員として
の成長へのステップ(キャリアプラン)を作成することが大きな目的のひとつでした。
事前課題を各県から持ち寄り、当日は担当ごとのグループに分かれてワークをし、
グループごとに発表しました。成長の道筋をぼんやりですが描くことができたように思います!
今後、各県でのとりまとめをして、形にしていきます。
また、グループ討論の時間では、それぞれが抱えている仕事の悩みを発言することで、
同じような悩みを持つ仲間として共感し励ましあい、ともに困難を乗り越えていこうというきずなが深まったようでした。
夜は懇親交流会があり、長崎の美味しいお料理を頂きながら、初対面の人や普段話すことが
あまりない他県事務局員と交流しました。
また、2日目は長崎ということで、平和学習を行いました。
まずは、平和学習視察として、ボランティアガイドさんの案内で、
原爆資料館と原爆落下中心地周辺を見学しました。
その後、被爆体験をされた下平作江さんに、約1時間体験談をお話しいただきました。
戦後70年以上たち、戦争そのものがこの国で起こったことだという
実感さえ湧きにくい今の時代ですが、今回の研修で、戦争とは本当に
悲惨なものであること、一瞬で本当に多くの命が失われたこと、
原爆がいかに恐ろしいのかということなどを、短時間でしたが
しっかり再度認識する機会となりました。
平和でないと人間は幸せに生きられない、平和でないと中小企業は
発展できないことを考えると、私たちの仕事が何を目指しているのか、
改めて考えさせられる研修となりました。(坂田)