2020年7月20日、中小企業の日に「中小企業魅力発信月間勉強会」が開催されました。
中小企業の日が制定されてはじめての開催となった勉強会では、株式会社さくらトータルライフの堀弘道氏(田川支部)に報告を頂きました。
中小企業の日とは中小企業・小規模事業者の存在意義や魅力等に関する正しい理解を広く醸成する機会を国民運動として提供していくため、定められた期間において、官民で集中的に中小企業・小規模事業者に関連するイベントを開催する取り組みです。2019年に中小企業庁は、毎年7月20日を「中小企業の日」、7月の1カ月間を「中小企業魅力発信月間」とすることを発表しました。
<主な報告内容>
・なぜ地域に中小企業振興基本条例が必要なのか?
・田川市の取り組み(条例制定、支部設立、中小企業の調査、キャリア教育)
・コロナ禍で見つかった地域の課題
・地域の企業が影響を受けている中で動けなかった悔しい思い
・私たちが思う中小企業の魅力
報告の中で堀さんは中小企業の魅力を次のように語りました。
「自分さえ、自社さえ、地域さえ、日本さえよければとは考えない。社員を家族のように思い雇用を守る。常に社員とその家族の幸せを考えている。利益ではなく人々からの感謝を求めている。」
社員だけではなく地域の企業や地域の住民のことまで考えて企業を経営されている経営者が同友会にはたくさんいます。
そのような経営者と共に地域づくりに取り組んでいきたいと思える勉強会になりました。
(事務局 都留)