中小企業基本法の公布・施行日である7月20日を「中小企業の日」、7月の1ヶ月間を「中小企業魅力発信月間」としています。
魅力発信月間の取り組みとして、7/19(月)に「同友会は、なぜ中小企業憲章を推進しているのか!?」をテーマに国吉 昌晴 氏(中小企業家同友会全国協議会 顧問)をお招きし、大勉強会を開催しました。
国吉さんは1972年北海道同友会に入局、一昨年には中同協50年史の編纂にも携われており、同友会の語り部として、各県でもご報告されている方です。
国吉さんが実際に経験されてきたことも交えながら、先人の会員達が築いてきた歴史、理念とそれに基づく運動、その中で福岡同友会が関わってきたことについてもわかりやすくお話しいただきました。
グループ討論では、地域の課題を出し合い、その課題に対し、同友会として、また中小企業として出来ることは何か、果たすべき役割と責任は何か、討論しました。
国吉さんは、
『中小企業が地域づくりに取り組み、内需拡大をはかる責任が増している。その後押しにもなる、「中小企業憲章」が制定された意義はとても大きい。同友会理念を語り、実践することが、その中小企業憲章の精神を広げ、深めることになるのだ』
と何度も強調されました。
中小企業家は、地域の課題を自社に取り入れ、地域づくり、企業づくりに取り組む、この同友会運動を主体的に進める当事者であり、運動を発展し続ける責任があると改めて認識しました。
(事務局 長尾)