9/21(月)に中同協第7回経営労働問題全国交流会がZoomで開催されました。
全国から約250名、福岡からは17名が参加しました。
今回は最も印象に残った記念講演について書こうと思います!
記念講演は「『ビジネスと人権』とこれからの企業経営~人権デューディリジェンスは
労使対話から」というテーマで、日本貿易振興機構アジア経済研究所の山田美和さんが
講演されました。
私はカタカナが苦手なので「人権デューディリジェンス」という言葉を聞いて
少し身構えてしまったのですが、要は「企業は労働者の人権を尊重する責務がある」
という指導原則が2011年に国連より発表され、それに則った経営をするよう世界的に
促進されているとのことでした。
同友会が掲げてきた「人を生かす経営」に時代が追い付いてきたということですね!
人権尊重と聞くと難しく感じてしまいますが、山口さんは「その人の能力を最大限に
発揮できる場をつくることが人権尊重につながる」とおっしゃっていました。
そのためには経営者と社員がしっかり対話すること、そして社員が何でも言えるような
職場づくりが大切です。これは同友会の「労使見解」にも書かれています。
同友会が取り組んできた人を生かす経営は今後ますます重要なものになりますし、
同友会は先頭に立って発信し広めていく責任があると感じた記念講演でした!