中小企業憲章・条例推進月間、中小企業魅力発信月間キックオフ
「わたしたちがつくる豊かな社会 ～輝く日本の中小企業～」
2022年6月3日（金）13：00～17：00 YouTube配信にて、中小企業魅力発信月間キックオフ行事が開催されました。
基調講演では慶応義塾大学経済学部教授 植田 浩史氏（中同協企業環境研究センター座長）より、
１．「中小企業憲章」の問題提起の重要性
２．中小企業の役割と責任
３．中小企業をめぐる経営環境
４．頑張る中小企業 役割と責任の自覚と好循環
上記の項目で報告されました。報告のまとめでは、①地域に存在すること ②経営者の自覚と責任 ③創造すること ④地域の生活と雇用を支えること ⑤産業構造の変化を支え、新たな担い手となることの5点が中小企業の存在意義であるとまとめられました。
実践報告では、
・(株)EVENTOS 代表取締役 川中 英章氏（中同協共同求人委員長）
・(株)吉村 代表取締役社長 橋本 久美子氏（東京同友会代表理事）
・(株)平野 代表取締役 松田 泰幸氏（愛媛同友会理事）
の3名より報告がありました。
3名の報告で共通していることは、地域に貢献して地域を発展させること、社員と共に会社が成長すること、付加価値を向上させることが地域企業として重要なポイントであることが理解できました。
毎年開催されている魅力発信月間キックオフ行事は中小企業・小規模事業者の存在意義や魅力を理解してもらう機会にするとしています。
中小・小規模事業者の魅力を、ぜひ学生や若い方々に知って頂き、日本を元気にしていきたいと思います。