8月18日(木曜日)14時~17時に「地域の課題を捉える市民実態調査を大学生が行った!調査結果を学生の視点でクロス分析すると・・・!?」と題した地域づくり推進本部主催の勉強会が開催されました。
今年の勉強会は、福岡県立大学公共社会学科の学生より、田川市産業振興会議・実務責任者会議との協働で実施した「循環型社会形成のための田川市民の意識・ニーズの調査」での知見や経験から学んだことを報告頂き、経営者としてどのように学び、地域づくりに生かすかという勉強会となりました。
報告では、「居住意向は物理的な便利さだけでなく近隣の人間関係のよさに影響を受ける」、「中小企業振興条例を知っている人ほど自分の子どもを田川地域で就職させたいと思う」など、学生が調査からわかったことを報告されました。また、「県外から来たので調査実習に参加して振興会議の方から教わることも多く、地域をより理解できるようになった」「中小企業が地域において果たす役割の重要さが認識できた」「目標を設定してそれを実行するという実習の経験によって自信がついた」など、分析により得られたことが報告されました。
グループ討論では「参加者が考える地域とはどのような存在で、地域で果たす役割と責任とは何か」について意見交換を行いました。日本社会を支える中小企業の重要性について深く理解する機会になりました。