8/31~9/1に「第8回経営労働問題全国交流会in山口」が開催されました。京都橘大学の小山教授より中小企業を取り巻く外部環境の変化についてご講演いただいた後、各地同友会から経営指針の実践や企業変革支援プログラムの活用について事例報告がありました。
印象に残ったのは、自社だけでなく地域も良くするという視点です。地域の人口減少をただ受け入れるのではなく、中小企業が先頭に立って変えていこうという意識が必要であり、その取り組みとして香川同友会の「共育型インターンシップ」が報告されました。インターンシップに来た学生と受け入れる側の企業双方が新たな気付きや学びを得られる素晴らしい取り組みです。この活動を通して若者に地元の企業を知ってもらい、ゆくゆくは就職先として選んでもらうことが目標だと言います。福岡から参加した会員さんからは「地域という外部環境を自分たちの手で変えていくという考えがなかった。地域づくりまで活動の裾野を広げていかないといけない」といった感想が挙がっていました。大事な視点を再認識した交流会になりました。