障害者問題全国交流会in愛知に参加しました

10/19~10/20に『対等な関わりから信頼が生まれる 語り合い、信頼し合い、明日を拓こう!』のテーマのもと「第22回障害者問題全国交流会in愛知」が開催されました。
1日目は、全体会にて愛知同友会の浅井順一氏((株)浅井製作所 代表取締役)より「同友会運動における障害者雇用を考える」「障害者問題全国交流会で何を学び、実践しますか?」という内容で問題提議が行われ、それぞれテーマの異なる6分科会が開催されました。2日目は、参加者全員が集まり「企業経営における見えない生産性とは 人間が人間らしく生きられる共生社会へ」というテーマでパネルディスカッションが行われました。

第4分科会では、大阪同友会の福地守氏(福地金属(株) 代表取締役)より『全社員を巻き込んで進める、「障害者雇用と社員教育」 『労使見解』実践20年の積み重ね』というテーマのもと報告されました。当初は「自分を脳として社員はロボットのように動くのがベストである」という考えで経営されていた福地氏。その後、依頼元の海外移転が起こり仕事が減りつつあった中、経営理念と経営指針書と出会い「社員の成長を第一にする」経営姿勢に変化しました。その中で障がいを持っている人も持っていない人も同じであると考え、社員一丸となって経営を進めているという報告でした。


2日目はパネラーとして榎本 重秋氏(神奈川同友会 ぜんち共済(株) 代表取締役)、大植栄氏(広島同友会 (有)メタルワーク福山 代表取締役)、浅井順一氏(愛知同友会 (株)浅井製作所 代表取締役)、コーディネーターとして馬場愼一郎氏(愛知同友会 データライン(株) 代表取締役)の4名でパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションでは、『障害者問題へ関わるようになったきっかけ』『その思いにこたえられる活動をどう進めているか(現状)』『今後の運動課題』のテーマで行われました。結果、障がい者雇用は同友会運動の中で重要な位置をしめているが、各会員は壁を感じてしまっている状況が生まれていることを踏まえ、各会員へまず知ってもらうこと、伝えていくこと、その中で自分ごとにできるかが重要であることが報告されました。

全国から多くの会員が参加し、2023年のは障害者問題全国交流会は盛会のうちに終了しました。

2023年10月26日

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