有限会社明永産業の明永稔さんを訪ねて、会員訪問しました。
当社は1958年創業。個人向けのプロパンガスの販売をメインにガス設備販売を事業内容としており、本社のある那珂川市内と南区をメインエリアに福岡都市圏を中心にガス供給をしています。
明永さんは3代目社長です。大学卒業後には当社に入社されて様々な経験を積み、いまでも営業活動を熱心にされています。
同友会では2009年に入会。青年支部長も歴任され、現在は国際交流委員会の委員長です。委員会の活動は三本柱で、①海外視察で国際的な見識を広める活動、②企業の海外進出に向けた活動、③いわゆるインバウンド需要や外国人技能実習生の受け入れ等のような海外の活力を国内へ取り込む活動です。明永さんはシンガポール視察に始まり、様々な国際交流を進める中で「日本の安全管理は世界一だとよく分かった」など様々な発見があり、カンボジア政府にガス業界の話をする機会もいただけたとのこと。会員の皆さんにも「ぜひ国際交流委員会に参加してほしい」と話す明永さん。
生活インフラとして欠かせないガス業界は、景気に左右されにくいと言われますが、米国のシェール革命による輸入元の変化、国内のガス販売自由化や様々な法規制など、時代の変化はあります。明永さんは同友会に入会して「経営は甘くないと痛感した」と話します。入会前は、ガス供給をいかに安定的に同業他社と同じようにサービスを提供できるかという視点だったが、同友会では同業他社と「どう差別化して売るのか」という視点を学んだといいます。やはり「何も手を打たなければ売上は下がってしまう」のであって、同友会の学びはいかに「顔の見える営業」に力を入れるのかに生かされており、また新しい分野での販路開拓の取り組みなどまで、様々お話ししていただきました。
国際交流委員会にご興味、ご関心のある方は同友会事務局まで、ぜひご連絡ください!
【会社概要】
社名:有限会社明永産業
創業:1958年
住所:那珂川市西隈1-12-5
TEL:092-954-0123