青年経営者全国交流会in宮崎が開催されました

 “集え!変革者~日本のひなたから照らす未来~”をテーマに第52回青年経営者全国交流会が9/19~20宮崎県にて開催されました。

9/19には経営課題に応じた20の分科会に分かれて学びました。第10分科会では「社員・志をともにする同業者と進む新たな一歩~売るのはガスでなく、業界の価値~」をテーマに徳島同友会会員の鳴門ガス(株) 代表取締役専務の中岸 真史氏が報告されました。父が社長を務める同社へ中岸氏が入社した当時はガス需要が細る中でも社内の危機感は薄くサボりが横行し、中岸氏も社員のサボりに同行する状態でした。同友会で学び経営理念を明確化して2020年、専務に就任すると会社の資金面を任されるようになります。しかし中岸氏はコロナと暖冬の影響もあり厳しい会社の資金状況から目を背け続けていました。しかし仲間の経営者の励ましや助言を受け、やれることは何でもやる!とついに決意。経営陣の本気度は社員に伝わり、社内にも会社のことを自分のこととして捉える主体性が生まれはじめました。現在は新サービスにやりがいと可能性を見出し、それを広げていくためにも「先頭に立って旗を振り、共に走り続けるリーダーになる」ことを覚悟を持ち力強く宣言された分科会となりました。

2日目の全体会・記念講演では「勝てる事業づくりで地方から全国へ!~同友会の学びを活かした経営実践~」をテーマに宮崎同友会の日本情報クリエイト(株) 代表取締役会長の米津 健一氏が報告されました。本社を置く宮崎県の都城市にてわずか2名で立ち上げました。ただ売り上げやマーケットを拡大することを目指すのではなく、社員とともにどのような会社を目指したいか?を考えること、地域における中小企業の役割を考えることが重要であることを改めて確認できる報告でした。

日本各地から2,000名に迫る参加者が集った2024年度の青年経営者全国交流会も2日間の日程を無事終了しました。

2024年9月26日

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