飯塚市で(株)高木工務店を経営されている高木 博志さんです。髙木さんの会社は、建設業で、新築一戸建てやリフォームなどを行っています。最近は新築よりリフォームを多く取り扱っているそうです。また、「ひのきの香房 木楽家」という名前を掲げ、八女産のひのきにこだわった家を建てられています。ひのきは高級建材となりますが、丈夫で、虫もつきにくいということで、安心して長く住むことができ、修繕費もかからないため長い目で見れば経済的にもいいということでした。またひのき独特の香りはリラックス効果にもつながります。なにより高木さんが、ひのきが好きということで、ひのきにこだわった家を建てているそうです。ひのきを使った場合、家の価格は高くなってしまいますが、木楽家では、高木さんの思いに仕入先の協力もあり、他と同程度の価格で家を建てることができるそうです。
高木さんは一度東京の方に就職で出ていったことがあり、大手の建設会社に勤めていたことがあるそうです。残業も多く大変だったそうですが、仕事が面白かったため、やりがいを持って仕事をされていたとのこと。しかし、父親の体調が悪くなったため、家を継ぐことも考えていた高木さんは、これを機に福岡に戻ってこられたそうです。今後は、木の廃材を使った環境に優しいものが作れないかを考えていたり、子ども向けに木で出来たものを使った体験施設も作っていきたいということでした。
また、地域貢献として、山野ん楽にも関わっていらっしゃるそうです。山野ん楽とは、筑豊唯一の楽だそうで、小中高生が行い、県無形民俗文化財にも指定されている歴史ある楽です。高木さんも学生の頃山野ん楽をしていたそうで、今は指導役をされているとのこと。会員訪問をした時は、山野ん楽のお祭りが近かったためか、写真のように町にいたるところに、旗が立てられていました。

創業 1972年3月
住所 嘉麻市山野322-2
URL http://takakikomuten.jp/
事業概要 国産ひのきを80%以上使用した健康で丈夫な家を安心価格でご提供しています。