第29回福岡県中小企業経営者フォーラムが開催されました

 10月16日から10月30日の間に第29回福岡県中小企業経営者フォーラムが開催されました。鹿児島同友会の実践に学び、4日間に分けて4分科会と交流会を行う形式にチャレンジし、延べ 404名が参加しました。

 今回のフォーラムの全体テーマは「変化を捉え、新たな飛躍へ!」下記4つの分科会が開催されました。
【第1分科会】仕事づくり推進本部
 テーマ:新たなるチャレンジは『ここから』~今の仕事を見直す、新たな仕事づくりに取り組む~
 報告者:福岡大学 経済学部 教授 木下 敏之 氏
【第2分科会】地域づくり推進本部
 テーマ:コロナが変えた時代の流れをどう読む~激変の中、自社の経営指針の見直しと実践を!~
 報告者:中小企業家同友会全国協議会 参与 松井 清充氏 
【第3分科会】同友会づくり推進本部
 テーマ:常識を打ち破る一手で、債務超過から高収益企業に~バトンを受け継いだ青年経営者が向き合うこととは~
 報告者:有限会社ウメイチ 代表取締役 梅田 益生氏(岐阜同友会)
【第4分科会】人を生かす経営推進本部
 テーマ:知らないからできる壁、知ることでなくなる壁~人を生かす経営の実践~
 報告者:株式会社カルぺ・ディエム 代表取締役 西田 英司氏氏(福岡同友会/福博支部)

 それぞれの分科会では、イメージに踊らされず冷静にデータを把握し、新たな仕事を作り出すこと(第1分科会)、中小企業を取り巻く情勢はさらに厳しい中で、自社の問題を課題に変え、全国の会員の実践に学び経営指針を見直すこと(第2分科会)、さらに経営者としての覚悟を持って先代や社員と向き合うこと(第3分科会)、自らの壁をなくし、経営者の姿勢を確立すること、そのためには県委員会への参加が欠かせないこと(第4分科会)などが語られ確認されました。最終日の交流会は、久しぶりの全県での集まりに支部、地区の垣根を超え、フォーラムの学びを確認し、経営を語り合う交流がすすみ、新たな挑戦を確認する場となりました。

2023年11月30日

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