福友愛支部2月例会

概 要

木寺さんは、東京の大学に進学し就職。24歳で福岡に戻ってこられ、30歳まで書店の店長として活躍されました。そして、リーマンショックの渦中に転職を試み、Web・HP制作会社に就職されます。その後、印刷会社、広告代理店を経て、2017年に38歳で独立を決意。創業の際に前職の先輩を1人目の社員として雇用し、順風満帆のスタートを切ります。しかし、先輩が同友会に関する木寺さんの活動などを批判したことから確執が発生。やがてその先輩は退社され、木寺さんは1人になってしまいます。

2人目の採用は2021年。外注先で使えないと言われているスタッフを、自分だったら上手く使えると思い採用したものの、能力を引き出せず、通常であれば退職を促すところをパートとして雇用を続けました。

翌年には営業として3人目の社員を採用しましたが、彼女は10ヶ月間売上ゼロにもかかわらず、一方的に自己都合で退職を告げられます。彼女がなぜ退職を決意したのか、当時の木寺さんには思い当たることはありませんでしたが、振り返ると自分の言動に問題があったのではないかと考えるようになられました。

その後はしばらく社員を雇用せずにひとりで歩まれ利益も上がっていました。しかし、2024年にはまた採用を再開し現在は正規社員2名、非正規社員3名を雇用されています。

雇用の失敗を繰り返しながらも、採用をして雇用を続ける思いには、理念とビジョンの実現があるとは思いますが、それ以上に木寺さんの人に対する思い入れが強いように思います。社員で能力を発揮出来なかったスタッフをパートで雇用し続け、突然退職したスタッフを縁があればまた雇用しても良いとも、木寺さんは語ります。ともに働く人たちへの木寺さんの想いや向き合い方をご報告していただきます。

開催日時2025/02/20 18:30~21:00
会場AQUA博多 3F
会場住所福岡県福岡市博多区中洲5-3-8
参加費無料

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