福友愛支部3月例会

概要

本田さんは2003年に不動産会社に入社後、2009年に不動産業で起業されます。
起業当初は数字が命!数字が人格!やればやっただけ結果が出ただけお金を払うし、出来ない社員には朝から激詰めの日々。
今では当初は「超ブラック企業で、個人商店の集まり」とおっしゃられました。
歩合が正義と思い、当時プレイヤーだった本田さんと当時のNo.2の幹部が数字を作り会社を引っ張られていましたが、会社の雰囲気は殺伐としていて、入退社も激しかったとのこと。
そんな中、2015年に大事件が勃発。
当時の会社を引っ張られていたNo.2の幹部が社員を引き連れ、また顧客も持って辞めるというクーデターが・・・
「こんなクソみたいな会社、辞めてやる。」と吐き捨て、幹部と社員2名は去っていきます。
本田さんは失意につくも、何とかやらねばと立て直しに奮起されます。
起業当初、経営理念は「お飾り」と思っていらしたようですが、クーデターをきっかけに人が辞めない会社とは、いい会社とは何か、ご自身で漁るように検索し、調べられた結果、経営理念があることがまず大事だという結論に至ります。
そして、2017年から2年間、会社のチームビルディングに外部コンサルを活用して取り組みまれ、そこから会社の雰囲気が少しずつ良くなっていきました。そうした経験から、理念は「会社の目的」として社員と共有し一緒に目指すものだと気づき、確信されます。
同友会には2019年に入会。「人を生かす経営」を知り、学びを深められます。翌年2020年には社員の反対を押し切って初の新卒を3名採用。2021年に1名、2022年は3名採用と新卒を積極的に採用されています。
2015年以前は入退社が激しかったと言われてましたが、今ではその新卒が誰一人も辞めずに、しかも先輩社員への刺激になっているとのこと。
今、本田さん曰く、自分も社員さんも、社内の雰囲気はとても良い。ハッキリとおっしゃられます。
さらに2015年の出来事には今では感謝します!とおっしゃられるほど、社員さんとの向き合い方がご本人からするととても良くなったと明るい表情で言われていたのが印象的でした。
そんな本田さんが、2015年のクーデターがあり、その後人を生かす経営と出会ってから、経営者としての在り方の変化がどうであったかをご報告いただきます。

開催日時2025/03/21 18:30~21:00
会場アクア博多 3F
会場住所福岡市博多区中洲5-3-8
参加費無料

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