8月のさきがけブロック例会は、「営業活動を通して学んだ 顧客との向き合いかた」を報告テーマに
Ospitarita’ 代表 石村健志さんにご報告頂きました。
主に保険を取り扱っており保険販売を通してライフプランを設計するお仕事をされている石村さんは、「売らない営業」の重要性について報告しました。彼は10年間の自動車販売経験から、売り込みを重視するのではなく、顧客のニーズに真摯に向き合うことが重要であると学びました。特に、売上が伸び悩んでいた時期に先輩から「車を売ることより、なぜお客様がその車を必要としているのかを聞くべきだ」という助言を受けたことが転機となり、その後、行動心理学を学び、顧客が「なぜ保険を必要としているのか」という背景を重視する営業スタイルを確立しました。このアプローチにより、顧客との信頼関係が深まり、自然とリピート客が増加する結果となっています。
報告では、参加者同士のグループディスカッションも行われ、石村氏の営業スタイルや考え方について活発な意見交換がなされました。特に、「未来の話をすること」が顧客との長期的な関係を築く鍵であるとの具体的な戦略が共有されました。また、質疑応答では、参加者から創業初期の不安や営業活動における工夫について質問が寄せられ、石村氏は自分の営業方法が自然と売上に繋がる過程を語りました。
最終的に、参加者たちはリラックスした雰囲気の中で意見交換ができ、ビジネスにおける有益な洞察を得ることができました。特に、茨城県から参加した方々は、形式ばらず話しやすい会であったと満足感を示しました。このように、顧客のニーズに寄り添う石村氏の営業戦略が、多くの参加者にとって有益な学びとなった報告でした。
《報告者》
Ospitarita’ 代表 石村健志さん
https://ospitalita.jp/