11月のユニコーンブロック例会では、新入会員であり、メンテナンスサービスを代表する市尾鉄矢さんから、会社の現状と今後の展望について報告をいただきました。市尾さんの事業は、フランチャイズ(リースキン)、ビルメンテナンス、そして介護用品の販売と多岐にわたります。これからの経営の道を切り拓くために、どのように学び、行動しているのかを伺う貴重な時間となりました。
まず、例会は会員全員による近況報告からスタート。特に前田憲太郎さんの日本セキュリティ大賞・セキュリティ運用支援部門優秀賞の受賞報告があり、その内容についても深く掘り下げてのディスカッションが行われました。受賞の背景や意味を知ることができ、参加者全員の視野が広がるひとときでした。
次に、報告者である市尾さんの自己紹介と会社の歩みについて。市尾さんは、高校卒業後、音楽を志しながらも、さまざまな経験を経てお父様のフランチャイズ事業(リースキン)を引き継ぐことになりました。現在では親と事業を分業し、責任者としての役割を果たしています。さらに、ビルメンテナンスや介護用品の販売など、超高齢化社会に対応した新たな事業を展開中です。特に介護用品の販売事業では、定期的な訪問と一人ひとりに寄り添った対応を大切にしており、その仕事が社会に与える影響の大きさを実感しています。
市尾さん自身も、独立後には資金繰りに苦しみ、事業の継続が困難になる時期もあったと語られました。しかし、その経験を通じて学んだことを基に、今は「まずは単年度売上目標にコミットし、同友会での学びを活かして正社員の採用にチャレンジしていきたい」と、前向きな意気込みを示されました。
また、初めての報告であったにもかかわらず、報告を通じて自分の現状を再確認し、報告後の質問やフィードバックから得た気づきが大きな学びとなったと語られていました。実際、報告後には考えすぎて眠れなかったというエピソードもあり、自己成長を実感する貴重な瞬間だったようです。
最後に、懇親会では市尾さんの紹介で、会員同士が親睦を深め、さらに実践的な学びや経営者としての人間関係を築くことができました。
この例会を通じて、経営者としての成長だけでなく、リアルな経験から学び、実践に活かすチャンスがあることが改めて実感できました。同友会は、ただのネットワーキングの場ではなく、仲間同士が互いに切磋琢磨し、真摯に経営に向き合う場です。どんな困難にも共に学び、支え合いながら乗り越えていける環境がここにはあります。
あなたも、経営者としてのスキルを磨きたい、仲間と共に成長したいと考えているなら、ぜひ同友会に参加してみませんか?成功のヒントや新たな視点、そして実際に使える経営ノウハウを得られる場が、ここにはあります。