今回も輝きブロック会では、企業支援変革支援プログラムの冊子を使用して経営者が自社分析をすることで自社がどのレベル(成熟度)にあるのか、今後の課題がどこにあるのかを確認する勉強会を開催することで、それぞれの会員さんの自社の問題点や悩みが浮かびあがってみんなで一緒に議論・相談できる勉強会になりました。
今回も空調技研工業株式会社の後継者で占部信彦さんが参加され、ういういしい雰囲気からスタートし輝きブロック会で勉強している企業変革支援プログラムの「対等な労使関係」から小津相談役より発表して頂き色々な意見が飛び交う勉強会になりました。
小津さんの会社では、お互いを尊重できる立場は理解しているが、経営者として上からものを言ったり、社員の話をよく聞かない事も今でもあるそうですが、社内規定の開示と学習では社労士と社員がよく理解できるように漫画風に作成するなどの工夫の他に、全社員へのヒヤリング(内容としては、希望する働き方・希望する事・抱えている問題など)を毎年9~10月に総務が担当して行われ、直属の部下に関しては社長が行っているそうです。
年度方針策定では社員が個人目標を策定してもらってるのですが、それが個人評価に結び付いていないのが課題とお話しされておられましたが、新しい取り組みもされておりクリフトン・ストレングス開発研究(100の質問で個人の強みがわかる)アサーティブコミュニケーション研修(自分の意見も言うが相手の意見もしっかり聞ける為の研修)など社員の強みを知る取り組みに力を入れておられます。
白石さんの会社では、社員の持ち株制度を行われており、社長は過半数の株を持っていない事で解任される可能性もある状況に毎日はりを感じてあり、損益決算書の開示を常に行われ公表してない数字はない!とのこと。
また全ての社員の意見を議事録に残されており、その結果問題解決が最後まで追いかけれるようになっており問題提案してくれた社員には500円支給され、業務効率化に繋がった社員には年間に1位10万2位5万3位3万と表彰されているそうです。
先代のお言葉で「我々は対等であり、わが社の目標はみんなが幸せになることなんです!みんなで幸せになるために上も下もない!」との言葉にとても感動しました。