りょうちく支部2025年4月例会
「事業承継って、うちはどうしよう…」「人材育成がうまくいかない…」「毎日の経営課題に疲れた…」
そんな思いを抱えていませんか?先日開催されたりょうちく支部4月例会では、まさにそんな悩みを乗り越えてきた経営者の生の声を聞くことができました!

農業法人の経営改革の実例に学ぶ会 – 大盛況で終了しました!
4月18日(金)、原鶴温泉「泰泉閣」で開催された経営体験報告会。有限会社大坪物産の代表取締役・大坪政樹さんが、農業という特殊分野での事業承継と経営改善の道のりを、飾らない言葉で語ってくれました。
「他責化せずに自分自身を見つめ直す」- 大坪さんの生きた経営哲学
大坪さんの話は、私たち経営者の心に響きました。売上伸び悩みや人材育成の失敗という「上手くいかず悩みまくる日々」を経験した彼が、どのようにして会社を立て直したのか。その道のりは決して平坦ではありませんでした。
「失敗したとき、他人のせいにするのは簡単です。でも本当の改革は、自分自身を見つめ直すことから始まるんです」
この言葉に、会場からは共感の声が上がりました。
今すぐ使える!現場発の経営改善3つの秘訣
大坪さんが実践した方法は、どれも具体的なものばかり!
- 「見える化」で曖昧さをなくす:業務体系を洗い出し、組織図を作成。「当たり前」と思っていることこそ、実は社内で共有できていないことがほとんど!
- 「しくみ」を作り、浸透させる:行動指針や目標達成のための「推奨行動」を明文化。朝礼スピーチなどを通じて常に意識させる工夫が秀逸でした。
- 「北風と太陽」の人材育成:厳しさ(北風)と温かさ(太陽)のバランスが大切。目標管理シートや評価制度だけでなく、「なぜその目標なのか?」を社員と深掘りする対話の重要性を学びました。
水害にも負けない!逆境を乗り越える経営者の覚悟
大坪さんの農園は度重なる水害に見舞われましたが、そんな逆境にも屈しない姿勢が印象的でした。
「継ぐこと」は子供や親族だけでなく、社員や同業者など様々な形があると語る大坪さん。その「次の世代に繋ぐ」という強い思いこそが、危機を乗り越える原動力になっているようです。

参加者の声
「農業の分野にもこんな先進的な経営をしていた地元の先輩がいたとは!」 「うちの会社でも明日から取り入れたい具体策がたくさんあった」 「経営の本質は業種を超えて共通していることを実感した」などの声が聞こえました。

あなたも参加してみませんか?
久留米市東部/うきは市/朝倉市/大刀洗町をエリアとするりょうちく支部では、毎月このような中小企業経営者のための学びの場を設けています。
経営の悩みは一人で抱え込まず、同じ立場の仲間と一緒に解決の糸口を見つけませんか?初めての方も大歓迎です!
次回開催の詳細はこちらのりょうちく支部Facebookページにて!ぜひお気軽にお問い合わせください。
久留米市東部/うきは市/朝倉市/大刀洗町をエリアとするりょうちく支部では、毎月この様な中小企業経営者のための学びの機会を設けております。少しでもご関心あれば、ぜひ参加されることを強くお勧めします!